沿線の風景 2

昭和阪急神戸線乗り入れ その2  2015.9.20



昭和阪急神戸線はいよいよ平面交差、通称”ダイヤモンドクロス”が完成し、その祝賀と試運転を兼ねて各電鉄より車両が持ち込まれました。ここでは北多摩電鉄より搬入・運転された710形、500形の様子をお伝えします。

沿線の撮影ポイントである”西北大カーブ”を走る710 6連。昭和40年代後半の”梅田ー北千里”の各停看板を掲げている。万博が開催された昭和45年前後の千里線運用を彷彿とさせる光景。





平面交差部開通を記念し、「歌劇号」の看板も誇らしげに疾走する717以下6連。





本線との分岐地点を走る歌劇号。




いよいよ今回開通した平面交差”ダイヤモンドクロス”を渡る717以下6連。





同じくダイヤモンドクロスを独特なジョイント音も高らかに通過する500形 500-501。





本線上を疾走する歌劇号。
京都線-神戸線-今津線を走破した歌劇号は昭和42(1967)年まで運行されたという記録があります。一方710形第4次車(716,717,766,767)の3ドア改造は昭和43(1968)年7月にATS設置とともに施工されたということなので、3ドア車での歌劇号運用は実際には存在しませんでした。ましてや2連~4連での運用が殆どだったようなので、この3ドア車を含む6連の走行風景は”模型鉄道の中だけの夢の実現”ということになります。

あと、どうも看板の位置が後で写真を見た限りでは左右が逆のようです。実際は京都が左、宝塚が右、のようです。間違えましたすみません。。。




本線上を通過する710形6連。 手前より、764-714+765-715+767-717。昭和43(1968)年から昭和46(1971)年の更新前までの姿を表現しました。 


余談ですが、今回この6連を天賞堂のパワートラック1基で動かすことにチャレンジしました。パワトラの直上に約100gの補充をし、それ以外の全台車はピボット軸での軸受メタル埋め込み改造を施しました。そして始動時の抵抗を少なくする目的で1車両あたりの重量を150g以内(T車は120g)に抑え、走り出し時の抵抗をギリギリまで押さえ込んだ結果、平坦線ではスリップもなく走行させる事が出来ました。また走行中は適度な慣性があり、なめらかに走行します。ペーパー製の利点である”軽量”をカタチに表すことが出来ました。 前々作の100、1500形(P-6)や500形とは異なる発想での具現化でした。





昭和阪急神戸線下りホームより、平面交差を望む。






種明かし。
今回、昭和阪急神戸線様の大レイアウトに仲間と共に闖入し、その広大な鉄路の上をのびのびと走行させて頂きました。時間的に他の皆様の写真を撮る余裕もなく、自分の車両の写真ばかりでたいへん失礼致しました。 写真中央部に見えるのが平面交差部。往年の西宮北口駅の神戸線と今津線が交わるこの部分の再現が昭和阪急様の長年の夢であったそうです。不屈の根性でここまで製作されたことに深く敬意を表する次第です。 これが完成したら一体どんな素晴らしいレイアウトになるのでしょう?ワクワクしてしまいます。

たいへんお世話になりました。今後もタイミングを見計らってこっそり北多摩電鉄車両を持ち込み”うっしっし運転”させて頂きますーっ。どうぞよろしくお願いいたしますです^^。


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雁音高原鉄道線乗り入れ その3  2013.11.3

前回より一年が経ち、北多摩電鉄車両の乗り入れ、習熟運転も進みました。今回は新たに能勢電、広電から購入し丸一年をかけて北多摩電鉄仕様に復元された500形6両が6連での急行運用、4連または2連での各停運用に就いた模様をお伝えします。
当日は昭和阪急神戸線から800形+900形5連が各停運用に, 鎌倉急行からは9300の8連が試運転で入線しました。

北多摩電鉄500(阪急500)の走行シーンです。2014.4.5
これをClick


雁音本線上を走る500-501+512-513+528-529の6連。



編成の梅田側528-529。後方に見えるのは、P-6(100,1500形)4連。



同じく雁音高原駅に停車中の528-529。この二両は3次車で、1,2次車に比べ幕板が広い。復元時もそのオリジナルの形状を保った2両。



急行編成宝塚側先頭車C#500のサイドビュー。復元時に6両とも610形に一時譲った台車・電気機器を取り戻し、竣工当初のKS33を履いている。パンタグラフは昭和20年代に使用されていたTDK-C一本シュータイプを装着している。


各停運用2連で走る500-501。


同じく各停運用の512-513。


同じく各停運用に就く528-529。


雁音高原線の33‰勾配を82kwモーターX4で唸りながら駆けあがるC#529以下6連。
模型のほうは、実はパンタのない車両C#501、513、529の3両に自作の”なんちゃってMPギア+12Vジャンクモーターを東急ハンズでメーター売りしている安シリコンチューブ伝導で仕組んであり、”この日は”実に快調に終日急行運用を全うしました^^。パンタのない車両をモーター車としたのは、整備の時ひっくり返して置いてもパンタを壊さないように、との配慮です。。パンタ高いので。。。


雁音峠のアーチ橋を越え、今度は峠を快調に下るC#529以下6連急行。



峠を下る500 急行6連を後追いで撮影したショット。
実物では500形だけの6連は実現しなかったようですが、ここは模型鉄道。6連で走らせることを目標にペーパーフルスクラッチで編成美を意識して作った甲斐があったなーとこの2枚の写真を見てにんまり自己満足^^。


KS33を履いた500形は雄々しいです。急行の看板が誇らしげに見えます。阪急独特のグレーを床下機器と台車に塗ったこんな姿を一度でいいから実物で見たかったです。


各停運用の4連で山を下る、512-513+528-529。


同じ場所を今度は2連でとことこ下る528-529の2連。


反対側から昭和阪急神戸線より乗り入れの912+901-911+801-851の5連がモーターの音も逞しく駆けあがってきました。この編成は昭和30年代に実際にあった編成だそうです。




京都線のヒーロー100形もこの日は4連各停運用で走りました。


当日の編成は1508+114+1552+138の中間車に1550型を入れた凸凹4連です。昭和40年代の前半、十三駅に折り返しで停車していた4連を私は忘れられません。模型も写真も編成美を乱す1550型が外される傾向なのですが、今になってみればこの編成、P-6の忘れられないひとこまではないでしょうか?


夕暮時、家路に急ぐ人達を乗せて大きなパンタグラフをかざし、走ります。昭和阪急神戸線の車両の芸は細かく、ヘッドライト・室内灯点灯、乗客もたくさん乗っていて運転席後ろにはかぶりつきの小学生とそのお母さん、運転手は終着駅が近いので起立運転をしています。それに引き換え北多摩電鉄車両は昼間のみの運行ということのようです(笑)。


この日はさらに鎌倉急行(勝手にネーミングしてごめんなさい)の9300の8連も雁音高原鉄道に試運転のため入線しました。時空を超えて彼方未来より、輝くボディのストリームが颯爽と登場しました。ぬるっとした艶たっぷりなボディは、仕上げのクリアを吹かず、垂れる寸前までマルーン色だけを吹き切り、実物の艶を再現する鎌倉急行秘伝のお家芸です。



車庫で憩う500形と1500形。


種明かし。
またまた、雁音高原様の自宅レイアウトに車両を持ち込み、あたかも自分の鉄道のように見せびらかしている訳であります^^。今回3回目の訪問ですが、毎回来るたびにレイアウトの整備の良さと線形の巧みさに感じ入ります。自作の模型が気持よく走るのを見るのは至福の喜びです。鉄道模型趣味はレイアウトがあってはじめて完結するものなのだ、と思います。場所や予算や建設許可、それがクリアできた後の時間の使い方など関所はいくつもありますが、「いつかは、、、」と夢見ています。 それまでは、、、、、、「また来ます。」(爆)

今回も大変お世話になりましたっ。

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雁音高原鉄道線乗り入れ その2  2012.10.14

前回雁音高原鉄道線での試運転での乗り入れ後、いよいよ正式に定期運用ダイヤが現実のものとなりました。写真はその初日の風景です。この日は北多摩電鉄の車両に加え、昭和阪急神戸線の車両が鎌倉工場にて整備中であり、これの800形+900形5連が将来の乗り入れに向け訓練運転されました。






雁音高原車両区に憩う、100形+1500形。



支線運用に就いた320系320。





7連で急行運用に就いた、1500形 C#1510。 急行の看板は正面左側の掲出で、デザインは一時期使われた両サイドに黄色をあしらったものを使用している。
 補足:  FC-311様から、「両サイドが黄色に塗られた急行看板は一時期存在した”長岡天神駅”停車の急行用であった。」とのこと。一時期、白地に赤のものは長岡天神通過、黄色のものは長岡天神に停車という2種類があったということです。そうでしたか、知りませんでした。ご指摘ありがとうございました。^^
 ということで、この写真の急行は長岡天神に停車します(笑)。
なお、看板が角張っているのは慌てて仕上げたためです。見事に八角形になってしまっていますが本物は円形です。





同じく山岳線を駆け抜ける、C#1510急行運用編成。





急行7連の先頭に立つC#107。 当日の編成は 107-1552-106-1516+140-112-1510。
230Hpモーターに増強された4M3T編成で山岳線33‰を駆けあがります。





山を下ってきた普通運用の1500形 C#1508。 当日の編成は 138-114-1508。





雁音高原駅にて急行運用後、4連で支線運用の出発を待つ1500形C#1516。
編成は107-1552-106-1516。





当日本線での訓練運転に入った昭和阪急神戸線900形C#912。鎌倉工場出場車。





同じく訓練運転中の昭和阪急神戸線800形C#851。当日の編成は851-801+911-901+912の5連。昭和30年代に実際あったC#編成の再現。 横に映っているのは、今回動力装置を改良した北多摩電鉄の320系320-322-321の3連。






果たして訓練運転の成果や如何に?





種明かし。

またまた雁音高原様のご自宅のレイアウトにお邪魔し、勝手にストーリーを作り、勝手に妄想して作製した阪急電車の模型たちを走らせた訳でした。 かなりの大人数で押し掛けたにもかかわらず、おいしい夕食と沢山のお酒で盛大なおもてなしを頂きました。大好きな模型たちと友人たちに囲まれ、もうほんと至福のひとときとなりましたです☆! 雁音さまありがとうございました。







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雁音高原鉄道線乗り入れ その1 2012.1.23

北多摩電鉄と同様、甲信地方に路線を伸ばしている雁音高原鉄道グループの路線に試運転を兼ね、北多摩電鉄100形(P-6)、1500形と320系が初めて乗り入れました。

追記:You Tubeに当日の模様を動画で掲載致しました。ご笑覧ください。
http://www.youtube.com/user/kitatamadentetsu?feature=watch

雁音高原車両区電留線に停車中の320系。後方に見えるのは雁鉄に新車導入された2000系。



試運転されるC#138以下7連。



107-1552-106-1516の4連も雁鉄乗り入れの普通運用として試運転された。




電留線に待機中のC#1508。



雁鉄の撮影名所を駆けるC#107以下4連。



”試運転”の看板を掲げ待機中のC#1510。



山岳地帯の煉瓦橋を渡るC#140以下3連。



モーターの唸りをさらに上げ、33‰の勾配をものともせず駆け抜けるC#138以下7連。


手前の陸橋から俯瞰撮影。



雁鉄随一の撮影名所のアーチ橋を渡る100形7連。左手には雁鉄山岳鉄道支線の始発駅が見える。


雁音高原駅に停車中の2編成。C#138,C#140。



山頂には地元の人たちの集う教会が見える。




種明かし。

雁音高原鉄道様が製作・所有されている自宅レイアウトに闖入し、大量の完成車、製作途上車、動力試作車などを持ち込み、阪急電車走行会をさせていただいたのでした(^^; 試運転をさせて頂いた製作途中の100形(P-6)たちはどれもとてもスムーズに駆け回りました。日頃からのレイアウトメンテナンスの賜物だと感じ入りました。その節は大変お世話になりました。ありがとうございました!


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いにしえの風景、北多摩車庫にて。 旧阪急320の面々です。2014.1.19










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他社線へ乗り入れしました。2013.11.3

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関西運転会でのひとコマです。2013.8.13













500についての製作記は「車両の製作2」にあります。